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アイヌ民族差別に関する学習会

アイヌ特伝10組アイヌ特伝

実施概要

①事業名称

アイヌ民族差別に関する学習会「共なる世界を願って」(本山指定「解放運動特別指定伝道研修」として実施)

②開催趣旨

北海道教区と本山解放運動推進本部の共同作業によって、2008年度に大谷派からアイヌ民族差別に関する学習資料集が発刊された。全国に先駆けて北海道教区がこの資料集を活用した学習会を展開する。

2008年6月、洞爺湖サミットに先立って、国会において「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が採択された。政府も「有識者懇談会」を設けるなどの対応をしており、アイヌ民族の尊厳の回復に取り組む気運は高まっている。

そのような中、大谷派においては宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要を目睫に控え、御遠忌を機縁として真宗同朋会運動の再出発が願われている。時代社会から投げかけられた問題を受け止めて同朋会運動を進めるとき、アイヌ民族差別問題と向き合うことと、宗門の近代史を検証していくことは表裏一体である。

北海道教区においてはすでに御遠忌に向けたさまざまな学習会が企画されており、新たにこの資料集を活用した学習会を設けることは困難が予想される。しかし、念仏者たらんとする私達は、共生の世界を一緒に実現させたいというアイヌ民族の深い願いに向き合い、民族・文化の差異を認め、北海道という大地を共に生きる道を歩み始めようとしている。

また、アイヌ民族が北海道以外にも広く居住し、首都圏では団体も組織している今日、明治以来宗門あげて北海道開拓開教に取り組んできた私達の歴史からも、北海道のみならず全国の大谷派門徒にとって、この問題は一人ひとりが担うべき課題である。

「同朋」ということばは、私たち一人ひとりに問うてくる。アイヌ民族、あるいは被差別民衆を含めたあらゆる人々との間に「共なる世界」“人と人とが尊重しあう世界”を開こうとしているのか。そしてまた、汝はどこに立ち、何を担おうとしているのかと。

この資料集を継続して学習していくことが、宗門における同朋会運動の新たなる展開となることを願うものである。

③学習の視点

(1)アイヌ民族が差別・同化政策とどう向き合い、闘い、何を願ってこられたのか。私たちが教えられないまま、知ろうとしないまま、今日まで見過ごしてきた歴史的背景を背負って生きてこられたアイヌ民族の生の声に謙虚に学ぶ。

(2)歴史を資料の列記としてではなく、先輩たちの鼓動や息吹として受けとめ、生きる喜びや悲しみを見出すことを願いとして学ぶ。

(3)アイヌ民族差別問題の学びと、浄土真宗に生きるという実践が、往復運動になる学習。

④実施期間

第1期  2009年8月1日〜2010年6月30日

第2期  2010年7月1日〜2011年6月30日

⑤対象者

北海道教区各組の全育成員(住職・坊守・寺族・法務員を含む)および各別院の職員。

⑥実施単位

北海道教区各組。全21組

⑦実施母体

真宗大谷派北海道教区教化委員会社会教化部門



2010年度報告


第12組
期  日 2011年2月21日(月)14:00〜17:30
会  場 苫前温泉ふわっと
講  師 [アイヌ民族]結城幸司氏 [大谷派]名畑 格氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会
実施状況 参加者10名(内坊守1名 女性2名)

名畑氏は大師堂爆破事件の経緯から差別の定義、水平社宣言に見る差別者、被差別者の立場(勦るかの如き)の問題を話された。今後アイヌ民族と同じ場所に立ち、対等(お互いに言い合う、干渉しあう、批判しあう)な関係を築くことの重要性とそのスタートラインとなる謝罪(教団としての)が必要であることを語られた。
結城氏は文字で記録する習慣のなかったアイヌ民族は言葉を大切にした豊かな文化を持っていたことを紹介された。和人との関わりはコシャマイン、シャクシャインに代表される戦いの歴史であったこと、また、旧土人保護法等による同化政策の中でアイヌ民族がおかれてきた社会の位置付けと負の連鎖について自身の体験を通して話された。国の政策に保護されるあり方がかえって対立構造を生み出すのではとの危惧と同時にアイヌ民族自身が精神的にも経済的にも自立していくことの重要性を述べられる。
参加の少なさから呼びかけの問題と関心の薄さが感じられたが、組の受講者からは、「聞かなければわからない、知らないことが多すぎた」という生の声に講義から受けた強い衝撃と学びの姿勢、方向性が定まったという確かな手ごたえがあり、今後の学びの可能性を感じた。

第20組
期  日 2010年12月13日(月)14:00〜17:20
会  場 白糠町 昭信寺
講  師 [アイヌ民族]秋辺日出男氏 [大谷派]桂井智善氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会
実施状況 参加者20名(内坊守3名 根室別院職員3名)

桂井氏は自身が関わりをもった経緯から、地元である十勝のアイヌ民族の歴史を切り口として、資料集を積極的に活用しながら山名氏への聞き取り調査、資料集の開拓、開教の史実の確認、旧土人保護法の問題性と融和政策の中でアイヌ民族の尊厳を奪ってきたことを丁寧に話された。
秋辺氏は自身が経験した差別を皮切りに、先住民族に対する世界的な視野で各国の対応、謝罪の意味を資料をもとに話された。他国(オーストラリア、カナダ)の状況と比較することで日本の現状を認識するという内容。後半は北方領土の問題を取り上げながら、先住民族の定義、権利の問題を各関係者と共有し、アイヌ民族の主張を理解してほしい旨を述べられた。合わせて、謝罪から始まる有機的な関係(まずは大谷派との)の構築について話された。
「本山指定特別伝道研修会」という研修の性格から、組がどのような関わりを持ってよいか戸惑っている様子が見られた反面、組内の遠方からの参加が多数あり、積極性も見られた。秋辺氏の問題提起は、今後の大谷派とアイヌ民族との関係のあり方に一石を投じられた感がある。大谷派としての歴史見解と謝罪を表明すると同時に和解に向けた具体的な活動がなければ、観念的な謝罪と痛みの伴わない関わりに終始すると受け止めた。

第7組
期  日 2010年11月22日(月)15:00〜18:00
会  場 美唄市 法輪寺
講  師 [アイヌ民族]結城幸司氏 [大谷派]名畑 格氏
講座名称 「アイヌ学習資料集特別伝道」研修会
実施状況 参加者16名(内坊守5名)

名畑氏は兵庫県に生まれ育った自分がどのようにアイヌ民族の問題に出会っていったかを語られ、学生当時の70年安保は学生運動が武闘闘争化していく時代であり、1977年の大師堂(当時)爆破事件が考える契機となっていった。 講義の中で、「アイヌ=人間という言葉が歴史の中で差別する言葉になってきたということはどういうことか」「差別したものが謝罪をするということは、同じ地平に立つことであるが、相手より下になると思っているから謝罪が出来ないのではないか」と提起され、藤田敬一氏の「差別・被差別者が両側から超える」というテーゼを紹介された。
結城氏は今を生きるアイヌとして自身が発信すべきことを述べていかれた。アイヌがアイヌとして生きていくには国の謝罪が必要であり、そのことは、私たちの祖先は間違っていなかったことを証明し、力にもなっていく。自分の祖母の時代は民族の文化を伝えないことが、次世代の幸せにつながると信じられていた時代であり、今こそ、民族の復権に尽くしていくべきである。 今までは、人権、差別の問題でアイヌ民族が語られてきたが、10月に名古屋で開催されたCOP10(生物多様性条約会議)では、先住民族として発言してきた。今後の発信のあり方を考えていきたい。

第9組
期  日 2010年11月22日(月)13:30〜17:00
会  場 苫小牧市 陽願寺
講  師 [アイヌ民族]阿部一司氏 [大谷派]柳澤祐証氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会「共なる世界を願って」
実施状況 参加者31名(内坊守5名)

柳澤氏は、講師自身がハンセン病差別問題の取組みを長年に渡り行ってきたことから、アイヌ民族差別との共通点を見出し、国の政策、教団の対等等の問い返しがなされた。自らが「差別者」であるという自覚と痛みが賢善精進の立場をとる「私」の問題として聞こえてきた時、そのような「私」が何ができるかを問われている。
阿部氏は、アイヌ民族が明治期より日本政府の支配を受けてきた歴史の変遷と、先住民族としての位置付けとして明治以前の幕府の認識を押さえ、大和民族とアイヌ民族の関わりの中から、隣人(シサム)として認め合う関係を再構築する必要性が語られた。
組への聞き取りでは、今まで組の教化事業として社会問題を取り上げたことはなかったとのこと。そういう意味では、次期教化委員会への申し送りと共に組の自主的な取組みへと展開する必要性を主催者側も感じているようであった。全体の雰囲気はとてもよく、人も集まり、座談でも時間いっぱいの語り合いがなされた。 意見としては、「差別の状況をもう少し語って欲しかった」、「靖国神社の合祀の問題をアイヌ民族はどのようにとらえているのか」などがあった。

第10組
期  日 2010年9月29日(水)14:00〜17:00
会  場 ひだか町 浄雲寺
講  師 [アイヌ協会]阿部一司氏 [大谷派]桂井智善氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会
実施状況 参加者14名 内3名は坊守

日高地方が抱える課題から、当初と口伝の見送りを要望する連絡が組より入っている。 桂井氏は平成5年に帯広で開催された開教百年法要の記念講演に来られた平野修先生から問われたことが、自らのアイヌ民族差別問題に取り組む経緯となったことで自己紹介し、また、山名智月氏からの聞き取りや萱野茂氏との出会いの中で問われたこと学んだことに触れながら先住民族であるアイヌ民族がおかれていく北海道の歴史について話された。 桂井氏の話を受けるかたちで、阿部氏は自らの経験(鵡川町出身)や差別の厳しさから20年前までは絶対にアイヌ民族であることを名告らなかったこと、愛娘の誕生を機にアイヌ民族として生き、解放運動に取り組んでいくことを決意し、現在に至っていることを話された。講義は国連で学んだこと、アイヌ民族から見た北海道の歴史や現在の課題についてが中心となった。 講義時間が延び、語り合いの時間が無くなったことで、質疑応答の時間に切り替えたが、住職方から意見は出されなかった。これは、アイヌ民族が多く住む地域で日常生活の中で抱える課題、民族間の生活上のバランスを崩さない配慮や緊張関係を保っていることが推し量られた。

第8組
期  日 2010年9月14日(火)13:30〜17:00
会  場 長沼町 長勝寺
講  師 [アイヌ協会]阿部一司氏 [大谷派]柳澤祐証氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会「共なる世界を願って」
実施状況 参加者15名 内1名は坊守

学習会開始前に知里幸恵記念館「銀のしずく館」開設の説明が横山むつみ氏よりなされた。 柳澤氏は北海道開拓の意図(明治32年北海道旧土人保護法公布)とハンセン病患者の教勢隔離政策(明治40年「らい予防ニ関スル件」公布)の類似点について問題提起し、これは人権に基づくものではなく、国益を考えているところに共通点があるのではないかと指摘した。 阿部氏はアイヌ民族差別問題に取り組む経緯となった体験を語られ、自身が国連で学んできた少数民族の問題、先住民であるアイヌ民族がおかれてきた北海道の歴史、現在抱えている課題等について話された。人権教育の必要性について熱意をもって訴えられた。 受講者からはアイヌ民族の人が受ける差別について質疑がなされ、郷土を離れ、都会に引っ越してもなお、差別から逃れることのできないことに根深さを感じていた。


2009年度報告

第14組

期  日 2010年6月26日(土)14:00〜17:00
会  場 稚内市 大成寺
講  師 [アイヌ協会]秋辺日出男氏 [大谷派]名畑 格氏
講座名称 第14組 アイヌ差別問題学習会
実施状況 参加者8名

組内事情として、利尻、礼文島の寺院があり、育成員の参加に響いたようである。 稚内にはアイヌ協会の支部はなく、日常の寺院活動の中で直接アイヌの方と触れ合う機会がないということであったが、講義後の話し合いでは、樺太アイヌの強制移住の問題が出たり、開基百年の法要を勤める寺院住職からは当時のアイヌの方との関わりを検証するための方途について質問が出された。 名畑氏講義内容は、大師堂(当時)爆破事件の問題、先人の差別の定義、学習資料集で担当した山懸良温氏の業績と問題、歴史的事件である「人類館事件」などを取り上げた。 秋辺氏講義内容は、「アイヌ民族とは何か」という問題提起から、民族の定義、本来アイヌという言葉が持つ意味について、言語、生活形態が奪われてきた歴史、現在のアイヌ問題の取り組みなどについて。アイヌ民族の思想、文化、智恵に学ぶことが大きいと感じられる内容であった。

第17組
期  日 2010年5月29日(土)14:30〜18:00
会  場 帯広別院
講  師 [アイヌ協会]結城幸司氏 [組内発題者]桂井智善氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会「共なる世界を願って」
実施状況 参加者20名

講師予定者であった松岡氏から急遽、組内発題者として桂井智善氏に変更。 当日、解放運動推進本部から訓覇本部委員が参加。 桂井氏は、5月26日に開催された推進員育成員合同研修会で推進員から、「なぜ今さら、アイヌ民族差別問題なのか」という問いかけを受けたことをきっかけとして、我々育成員が差別問題を積極的に語ってこなかったあり方を指摘され、三宝に帰依する立脚地において開かれていく関係性を具体的に表現していく歩みとしての取り組みであることを確認された。・ 結城氏はアイヌ民族の視点からの北海道史を総括され、インターネットで氾濫している一方的な情報による歴史認識を危惧しつつ、自然と共に生き、言葉を大切にしてきたアイヌ文化を語り継ぐことの必要性を語られた。

第5組
期  日 2010年5月24日(月)13:00〜16:30
会  場 滝川市 願成寺
講  師 [アイヌ協会]結城幸司氏 [大谷派]柳澤祐証氏
講座名称 アイヌ差別と大谷派教団「共なる世界を願って」
実施状況 参加者13名(内坊守3名)

柳澤氏は活動課題としているハンセン病問題を話の切り口に、アイヌ民族差別とハンセン病差別の類似点について取り上げて話された。 結城氏は展開の導入として「アイヌ」という言葉が持つ本来の意味について、アイヌ民族の哲学としてある理想的な人間像を指していることを熱意を持って語り、民族の文化を尊敬することが自分の活動の原動力になっていることなどを話された。

第19組
期  日 2010年5月20日(木)15:00〜19:30
会  場 北見市 聖徳寺
講  師 [アイヌ協会]秋辺日出男氏 [大谷派]名畑 格氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会実施状況 参加者19名(住職)

・普段の寺院活動、日常生活の中で、直接アイヌ民族の方と触れ合う機会がないので、問題意識を持ち難いと事前に組から伝えられていたので、講師にはその旨を伝え、講義に反映してもらった。 名畑氏は導入として先人の差別の定義を紹介しながら、学習資料集で担当した山懸良温氏の業績、歴史的事件である「人類館事件」などを取り上げた。 秋辺氏は組の状況を受け止め、自らの生い立ちから問題意識を持つに至った出遇いを紹介され、民族の定義、思想、取り組みなどについて話された。 日程では食事を取りながらの座談会ということであったが、座談会に集中できなかった。 参加者の一部からはもう少し学習資料集を手に取って話してほしいとの声があった。

第6組
期  日 2010年4月12日(月)14:00〜18:00
会  場 旭川別院
講  師 [アイヌ協会]阿部一司氏 [大谷派]松岡満雄氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会 −共なる世界を願って−
実施状況 参加者9名(住職)

松岡講師は、講義の導入として、「差異」と「優劣」について問題提起し、北海道の歴史、本願寺道路の諸問題、歴史検証の契機となった大師堂(当時)爆破事件と大谷派の立場からの内容で話を展開した。 阿部講師は、アイヌ民族の歴史観から講義を展開し、年表にある史実についてもアイヌ民族の立場からいうと、どのような内容であったのかを解説された。 座談会は、両講師と対面式で行ったが、質疑だけではなく、自らの体験を通して考えさせられたことを自由に話す雰囲気となり、時間の不足を感じるほどであった。

第13組
期  日 2010年2月17日(水)14:00〜18:00
会  場 士別町 教信寺
講  師 [アイヌ協会]阿部一司氏 [大谷派]松岡満雄氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会

実施状況 参加者15名 うち坊守5名 講義に先立ち、研修会開催趣旨について資料集編集委員でもある名畑格13組教化委員長より説明があった。 松岡氏から「大地は誰のものか」というテーマのもと、歴史的背景を尋ねながら、北海道の「開拓・開教」に表裏するアイヌ民族差別問題について、独自に作成のレジュメと資料集に基づき講義。 阿部氏からは、まずアイヌ民族文化の歴史を押さえ、その後アイヌ協会副理事長の立場から、先住民族の権利等に関する国連での宣言採択や、国会での決議に至る背景等について講義。 座談会では、主に阿部氏の講義を受けた内容に終始。 パネル展示を併催したが、当日パネル(錦絵)に関する説明の時間が取れず、充分活用されたとは言い難い。

南第3組
期  日 2009年12月17日(木)14:00〜17:00
会  場 蘭越町 法誓寺
   講  師 [アイヌ協会]秋辺日出男氏 [大谷派]柳澤祐証氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会
実施状況 14名参加内5名が坊守

柳澤氏からは自身が取り組んでいるハンセン病問題とアイヌ民族差別問題の接点となるところを考察しながらの講義内容。 秋辺氏は「共なる世界を願って」をアイヌ語のウレシパモシリと絡めて話された。人と人との関係だけではなく、人と自然との関係、あらゆる生命との関係の中で共なる世界を考えるという視点。 講義内容の反応から質疑も、アイヌ民族の伝統的な考え方、習慣・言語の持つ意味に集中した。

第4組
期  日 2009年12月9日(水)14:00〜18:00
会  場 札幌別院 1階 大広間
講  師 [アイヌ協会]結城幸司氏 [大谷派]松岡満雄氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会
実施状況 参加は29名 内別院職員10名参加

松岡講師からはレジュメが出されていたが、意識的に学習資料集を使用しながら講義が進められた。 結城講師の講義内容は、民族解放の活動家であった父親との関係やアイヌ民族であることの青年期の葛藤、次世代に伝えていきたいことや環境問題の取り組みなど、自身の歴程について語られた。 講義後の座談会はパネルディスカッションの形式を取った。

第1組
期  日 2009年11月3日(火)14:00〜18:00
会  場 函館別院本町支院教化センター
講  師 [アイヌ協会]阿部一司氏 [大谷派]松岡満雄氏
講座名称 アイヌ民族差別に関する学習会「共なる世界を願って」
実施状況 参加は33名、内1組14ヵ寺参加。

道南の歴史に基づく意見が聞かれ、地域性が感じられる。 研修会修了後、両講師が懇親会に参加し、交流を深めた。また、組内寺院で自坊の研修会にアイヌ協会講師を招聘依頼有り。 別院職員数分、学習資料集を購入。別院職員研修として「アイヌ民族差別問題」を取り上げ開催。(2010年1月28日)

第11組
期  日 2009年10月30日(金)13:00〜16:00
会  場 深川市 澄心寺
講  師 [アイヌ協会]阿部一司氏 [大谷派]松岡満雄氏
講座名称 「アイヌ学習資料集特別伝道」寺族研修会
実施状況 参加者16名 半数は坊守

阿部氏からは先住民族としての歴史的位置付けをアイヌ民族の視点から提起。 松岡氏からは北海道の歴史概説、大谷派の開教の実際、開教の問題と三点に絞っての講義。 予定では3時間コースであったが、結果は4時間となった。 パネル展示有り。参加者は興味深く見入る様子。

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